第1シードはいずれなくなるかも。男子GSのスキー板はR35からR30、ダウンヒルスタート方法変更などアルペンスキー新ルール決定事項まとめ。

photo credit: Oerlikon Swiss Cup final via photopin (license)

国際スキー連盟の役員に村里敏彰理事が再選されるなど、いろんな話題があった今年の国際スキー連盟の理事会ですが、アルペンスキーも変更事項が出てきたのでまとめて掲載しておきます。まだ知らない方もいると思うので、スキー関係者にシェアしていただければと思います。

アルペンスキールールの変更事項

先日もブログ記事で少し触れましたが、情報が少なかったので、改めてルールに関する変更事項を書きたいと思います。いずれ国内のレースでも適用される可能性もあると思いますし、スキー用具に関してはダイレクトに皆さんに影響するので必ず目を通しておいてください。国内もFIS公認大会は2017−2018シーズン以降からスタートしますし、2018−2019シーズン以降は国体などにも適用される可能性が高いです。その時はスキー場旅行記ブログのほうでお伝えします。

男子GSはR35からR30へ。再びカービングが少し強化されてくるかも。

たまに超速報というか、まだニュースになっていない案件などを呟く私のツイッターですが、R35からR30にGSのスキー板がまた変更となっていきます。国際スキー連盟公式の文章から訳すと以下のようになります。

From season 2017/18, the ski specifications for men’s giant slalom skis at all competition levels will be as follows:
Minimum ski length: 193 cm (- 5 cm tolerance only in FIS level competitions)
Minimum radius: 30 m
Maximum width under binding: < 65 mm
Maximum width at the top: < 103 mm
*男子大回転のみ適用
*R35からR30に変更(2017−2018シーズンより)
*最も短いスキー板は193cmとする。(FISレースレベルは−5cmが許容範囲。つまり、188cm以上の使用をFIS公認レースでは認められる)

となっています。

滑降・スーパーGのスタート方法が決定。

先日書いた高速系種目のスタート順ですが、私が書いた記事のときとはちょっと変わったというか全貌が明らかになったので、改めて下記にまとめておきます。

– Athletes on the WCSL ranked 1 to 10 will choose between bibs 1 and 19 (odd numbers)
– Athletes WCSL 11 to 20 are drawn between bibs 2 to 20 (even numbers)
– Athletes WCSL 21 to 30 are drawn between bibs 21 to 30
*ワールドカップスタートリスト(以下WCSL)のランク1から10の選手が1から19の奇数番号を選ぶ
*WCSL11から20の選手は2から20の偶数番号を選ぶ
*WCSL21から30番の選手はそのままの番号となる。

ということになりました。

参照:Decisions of FIS Council in Cancun (MEX)

先日書いた記事の方は修正を入れておきましたので、今見ているこの記事の情報を参考にしてください。

第1シードはいずれ消えるかも

先日の記事にも書きましたが、今回のスタート方法変更の最大の目的は視聴率です。詳しくは上記にある「先日の記事」をクリックして読んで欲しいのですが、私が適当に想像で書いた奇数、偶数スタートリスト構想は現実になってしまいました(^^;)

もしスピード系種目で視聴率が良い方向に傾けば、技術系種目のスタート変更も十分有り得る話かと思います。3本制スラロームもすでにヨーロッパカップで実施済みですから、2020年までアルペンスキー業界は大きくルール変更されていく可能性もあるでしょう。

今のうちから日本人選手は少しでもW杯ランクを上げておきたいところですね。


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