2016アルペンスキーワールドカップ苗場大会に3億円以上必要か?税金の使い道と新潟県での冬季オリンピック招致に影響?

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photo credit: SWITZ0068.JPG via photopin (license)

個人的にはアルペンスキー選手でしたし、非常に楽しみでもある苗場でのアルペンスキーワールドカップ。雑誌かなんかで見たのか覚えていないのですが、W杯スキーの開催費用は2億円程度かかることは知っていました。富良野か志賀高原だったと思うのですが、今回の苗場スキー場で行われるFISW杯は

「3億4600万円」

まで膨らみ、湯沢町議会でも賛否両論が起きているようです。(もし志賀高原と富良野の開催に関わった方がいましたら、記事下のコメント欄で予算に関する情報いただければ非常に助かります。)

参照記事:湯沢町:スキーW杯費用大幅増 追加負担5000万円 /新潟(毎日新聞)

豪雪地帯でなぜ人工降雪機が必要なのか?疑問点もある。

私はアウトサイダーの人間なので詳しいことはわからないのですが、毎日新聞を見る限り以下のような内訳になっているようです。

*アルペンスキーワールドカップ開催費用内訳
総額:3億4600万円(当初は2億5900万円で8700万円増)
湯沢町の負担:当初は2000万円→5000万円追加負担
全日本スキー連盟(SAJ)追加負担:2000万円(日本スポーツ振興センター助成金、企業協賛金からも捻出)

となっています。ただ、気になるのはこの部分です。

人工降雪機の増設やコース整備を国際スキー連盟(FIS)から求められた

という点。

 私の記憶が間違っていたら申し訳ないのですが、確か2月の湯沢は豪雪地帯のはずでは?近年キャンセルが続くワールドカップのリスクヘッジなのかわかりませんが、国際スキー連盟としてもスポンサーにダメージを与えるわけにはいかないのかもしれません。しかし人工降雪機は今必須なのでしょうか?

 それとも人口降雪機は来るべき地球温暖化に備えての先行投資なのでしょうか?また、コース設備とは圧雪車のことでしょうか?どちらもいずれ老朽化しますので、この機会に一気に入れ替えということも考えられますが、反対派もいるようなのでどんどん町の税金を使うというのも考えるべき点かなと私は思います。

近年は温暖化でスキー場営業もできない地域も出てきていますから、この機会に設備投資をするのかもしれませんが、ちょっと気になってしまいます・・・。

2030年以降の新潟県への冬季オリンピック招致にも影響?

元オリンピック選手でアルペンスキーワールドカップでも活躍した皆川賢太郎さんのFacebookでも今回のワールドカップとオリンピック招致に関して投稿がありました。

ん〜、、、、。情報は早い者勝ち?にもほどがある。http://www.yomiuri.co.jp/sports/winter/20150921-OYT1T50049.html?from=tw

Posted by 皆川賢太郎 on 2015年9月24日

新潟県、湯沢町、全日本スキー連盟ここまでの道のりは様々なハードルがありましたが本格始動です。全国の皆様、新潟県民の皆様、応援宜しくお願い致します!http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20150925207373.html

Posted by 皆川賢太郎 on 2015年9月24日

いろいろ飛び回って多忙な日々を送られていますが、今回の件いろいろ大人の事情がありそうです。読売新聞さんもかなり早く情報を出したので、皆川さんも微妙な心境をフェイスブックで公開していますが、現場では何があったのでしょうか・・・。

 今回の苗場は国際スキー連盟から全日本スキー連盟側?かわかりませんが、2018年冬季五輪つながりでアジアでの開催で打診があったはず。結果的に湯沢町が立候補した感じですが、ここ10年日本でワールドカップができなかったのはやはり西武の堤さんの影響は相当大きかったと思われます。

 日本のワールドカップ開催地はプリンスホテルがあるスキー場で行われていましたが、日本のスキー界は彼が先導したと言っても過言ではありません。本来であればヨーロッパみたいに毎年ワールドカップを開催することで、世界のトップリゾートの仲間入りになっていき、知名度が向上するのでブランド化にワールドカップが一役買ってるのですが、なかなか日本はそうした経済環境ではありません。

 新潟から冬季オリンピック招致に関する動きも出てるみたいなので、税金ネタに市民は敏感でマスコミに取り上げられやすい題材ですから、アルペンスキーワールドカップのお金の使い方も慎重にならないと今後影響してくる可能性があります。

雪が無くなっているヨーロッパから雪が豊富なアジアへ視線を送る人もいる

 私はアルペンスキー世界選手権のスタッフの方々とヨーロッパで会食をし、アジアとヨーロッパの意見交換を高校生のときにしましたが、アジアへの投資を考えている投資家達も中にはいらっしゃいます。おそらく地球温暖化を見据えての質問だったと思われます。彼らはヨーロッパから雪が無くなることはすでに知ってたので、生き残りの道を模索していたのでしょう。日本とヨーロッパが資本提携すれば、もっといろんな可能性も見えてきそうですが、イニシアチブの問題などもあり、そのような話が両者から出ないのかもしれません。(一部で提携もあるでしょう。加森観光さんとかかなり積極的ですよね)

 ですが、FISとは違い高校生の現役のアルペンスキー選手なら気軽に聞けますから、アジアへの質問は会議室でいくつか飛びました。全日本スキー連盟主催の公認大会の様子、積雪や雪質のこと、日本でのアルペンの認知度などが質問され、会食は役場とFISコースがあるレストランで2回ありました。

 おそらくアジアへ興味を示しているリゾートは結構多いのではないかと思います。民間同士の交流ももっと活発化させ、税金ではなく、ビジネスシステムをアルペンスキーを通して繋がっていけば日本はもっと面白くなるのではないかなーと思っています。

このブログでは何度も言ってますが、1984年のロス五輪のように

「税金0円」

で開催できれば1番いいなーとは思います。

参考書籍:オリンピックと商業主義 (集英社新書)

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コメント

  1. いまい がく より:

    国立競技場もそうですが、理由が不明瞭なまま費用が雪ダルマ式に膨らんでいくのが問題だと思います。素人目にはいろいろな癒着により、たかってくる輩がいるんだろうと考えてしまいます。一部の特権階級だけが美味しい目を見るのはゆるせません!

    • Hideki Yanagida より:

      いまい がくさん、コメントありがとうございます。一応、どんな議論になったのか、また増額した理由や内訳などを現在実行委員会に問い合わせているので、1つ1つ検証していこうかと思っています。

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