雇用や給与が増えない本当の理由(真相)。人間と機械の競争に突入しているから。

2014年12月10日

photo credit: Dick Thomas Johnson via photopin cc

産業の形態、業種にもよりますが、経営者という立場からあえて言わせてもらうなら

「雇用や給与が増えない本当の理由は機械との戦争が始まっているから」

というのも大きな要因ではないかと思っています。このことは機械との競争でも書かれています。

雇用なき経済回復

だがもっと重大な問題は 、景気が回復しても失業者が職を見つけられなかったことである 。二〇一一年七月 、すなわち大不況の終結が公式に宣言されてから二五カ月後のこの月に 、アメリカの失業率はまだ九 ・一 %という高水準にあった 。最悪の時期からわずか一ポイントしか下がっていない 。失業期間の中央値は三九 ・九週間と大幅に延び ( 4 ) 、戦後のどの景気回復期と比べても 、ほぼ倍の長さに達した 。さらに 、労働力参加率 ( 5 )すなわち労働年齢の成年のうち職に就いている人の比率は 、六四 %を下回っている ( 6 ) 。これは一九八三年以来の低水準だ 。

今テクノロジーはここまで来ている。

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もし皆さんがiPhone5以降のモデルを手にしているのであれば、下の大きな丸いボタンを長押ししてみてください。人工知能のSiriがあなたと会話し、質問をするとあなたの知りたい情報をコンピュータが教えてくれるでしょう。またiOS8以降であれば(iPhone6以降は標準装備)、あなたが鼻歌を歌うだけで、どんな曲かを探し当ててくれるはずです。(私は歌が下手なので反応しませんけど・・・苦笑)

また、すでに90年代にはエクセルで大量の計算を一瞬で可能になっていましたし、コンピュータはだんだんと人間の能力を身につけつつ、計算や考える時間も速くなっています。Siriに話しかければ、あなたとも簡単な会話ができるので、徐々に人間とコンピュータが近づきつつあることは誰でもわかるかと思うのです。これが何を意味するかをちょっと考えてみてください。

あなたが経営者ならどっちを雇いたい?

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photo credit: blakespot via photopin cc
「お金が必要な人間とお金が不必要で24時間365日働き続けるロボットやコンピュータ」

さて、あなたはどちらを雇うでしょうか?

前者は給与を払う必要があり、片方は払う必要がありません。つまり、経営者の手元にお金が残るわけです。全部とは言いませんが、今まさに「格差社会」と言われる原因の1つがここで、機械化が進んでいる企業や小さな会社はお金が残り、人を沢山雇っている企業は生き残りのため人件費削減を余儀なくされています。

私はITの小さな会社を経営していますが、子供の頃から藤子不二雄のパーマン という漫画に出てくるコピーロボットに憧れました。この漫画は

「自分の代わりに、自分そっくりのロボットが代わりに学校に行ってくれる」

というシーンが何度も出ますが、「うらやましいなー」と思いつつ「コンピュータが人間の代わりに働くんだろうなー」と思ったのも事実です。

そして小学生のときから

「これからの時代はコンピュータの時代。パソコンクラブに入ろう」

と思い、スキー部以外にクラブはパソコンを選択して、ゲームをしながら操作方法を学びました。小学校3年(1987年)のことです。また、この頃3人組のユニット、TM NETWORKが10人分の楽器演奏をコンピュータ制御で演奏する姿をワイドショーで見たり、YMOを知ることでさらにコンピュータ時代の到来を感じました。

そんなこんなで、ウェブサイトを自分の代わりに働かすということで、会社にまでなったわけですが、これはITだけでなく農業にも応用されており、北海道の実験ではトラクターが自分でGPSを使って畑を耕したり、作物を取って帰ってくる映像を見ました。そういう時代に私たちは生きているのです。

人間が機械になり、機械が人間に近づいている

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photo credit: DIUSGOVUK via photopin cc
あえて事例を言うまでもないですが、こういう状況になってきていないでしょうか。

機械は人間の言葉を理解し始めるようになり、グーグルの検索エンジンはより正確な答えをはじき出しています。一方で、人間は徐々に機械みたいな動きになってきているのではないでしょうか。機械はまだ人間のように細かい動きはできませんから、現在は人間が行っていますが、自動運転の車が販売開始となれば、運送業者は徐々に人間から自動運転自動車に切り替えていき、佐○急便とか○ロネコヤマト、J○LやA○Aとかも将来どうなるんだろうとちょっと考えてしまうことがあります。

しかも自動車はハイテク化すればするほど、事故率も減ってきているので、車を扱う企業にとっては人間よりロボット運転のほうが優秀になってきているということを経営陣はすでに知っているでしょう。(飛行機は既にオートパイロットで運行されてますね)

そういうわけで、これからの時代生き抜くためにもこういった知識は身につけておくべきかなと思います。


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