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世の中にはいろんな成功の法則とかありますが、個人差がありますし、いろんな方法があります。ですが、多くの成功者と言われる人の共通点の1つに
「ルーティン」
があります。これはスポーツ選手名+ルーティンなどで検索すると結構出てきます。(または「ルーティン スポーツ」とかでも出ます)
ルーティンとは通常、仕事上こなさないといけない毎日の業務みたいなものですが、トップアスリートやビジネスシーンにおいて成功する人、結果を出した人は試合だけでなく
「日常生活から全てスケジュールが決まっている。」
ことは多くの研究で知られています。
起床から、出社、練習、本番、食事、就寝まで全て決められた時間で動いており、結果無意識に体が本番で力を発揮できる状況に持っていくことができるのがこのルーティンのメリットでもあります。
この記事の目次
ルーティンはなぜやるのか?
なぜルーティンをする人が多いのでしょうか。それは
「本番で結果を出すため」
です。
イチロー選手はバッターボックスに入るまでの行動が毎回全て一緒というのは有名な話です。ですが、イチロー選手の場合はバッターボックスだけでなく、朝起きて、食事、野球場に行く時間、準備運動、試合、就寝まで全て決まった時間で行動しているそうです。
メディアでもよく語られますが、彼の1日の行動はいつも決まっていました。ホームゲームのときは、10時半に起床し、12時に食事をとります。この食事が数年間は毎日カレーであったことは、メディアで報じられている通りです。昼食後、13時には家を出ます。13時半に球場入りし、マッサージ、ストレッチ、トレーニングを行ったのち16時半からのチーム練習に合流します。17時半にクラブハウスで軽い食事をとり、 19時から試合。夕飯は帰宅後の23時半から、就寝は25時をこえます。アメリカでは遠征に行くたびに時差に見舞われますが、このサイクルをシアトル時間に合わせて行っていました。
参照:プロフェッショナルの習慣力 トップアスリートが実践する「ルーティン」の秘密 (SB新書)より
生活をルーティン化すると考えが浮かびやすくなり、自然と行動もできる。
これは個人的なことですが、毎朝3時に起きてます。これもルーティンの1つですが、私の場合インターネットビジネスの生活が17年ですが、早朝から作業することが習慣となっています。
朝の静かな時間にパソコンの前に向かうと自然とアイディアが浮かんだり、ネタができたりするので、自然とデータや記事が蓄積されていきます。結果、これが資産になっているわけです。ブログを書くネタがない、ダイエットができない、朝起きれないという人はそもそも習慣がないので、最初は意識してやるしかありません。ですが、1ヶ月もすると体が行動パターンを記憶するので、自然と仕事やトレーニングに入っていくことができます。
人間は全て習慣でできた結果ですので、タバコを吸う人、お酒を止められない人、ランニングが毎日できる人ではおのずと結果に差が出てきます。問題は多くの人が間違ったルーティンを続けるので、いつまで経っても結果が出ない、夢や理想が叶わない人生を送るのではないかと思います。
あなたの習慣は成功につながっているのか?
要はここだと思います。
正しい努力をしていれば結果は出てきますが、結果がいつまで経っても出ないという人は明らかにどこか間違った努力をしていると思って間違いないです。それがどこなのかは自分で探すしかないわけですが、原因を見つければあとは習慣化するだけになってきます。
何の努力をすれば結果が出るのか。非常に難しいテーマですが、成功者はこれを自分で解決した人なのは間違いのない事実でしょう。
多くの人はテクニックやフィジカルに向きがち。生活から見直すべき
アスリートであれば体脂肪率が下がらない、仕事をしている人であればミスが減らない、帰りが遅いといった問題があります。世の中にはハウツー本などもありますが、テクニカルなこと、トレーニング以外に原因がある可能性があります。
例えば体脂肪率1つとっても、トレーニングをしても改善されない人がいます。その多くの人はトレーニングではなく、食事に問題がある可能性が高いわけです。いくら激しいトップアスリートの練習をしても、影でお酒やたばこ、お菓子などに依存していては引き締まった体になることは不可能です。ダイエットでもそうですが、1番改善しないといけないのは運動をすることではなく、食事が先なのです。
それと同じで、社会には様々な問題が案外現場の外にあったりするわけです。なので、個人管理能力(セルフマネージメント力)が重要になるので、なかなか結果の出ない人はまずは日常生活全体から見直してみてはいかがでしょうか?
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