男女ともGSR30にした本当の理由。リンゼイ・ボンは男子でも30位以内に入る可能性も。男女混合案、秋に回答か。

アルペンスキーニュース
Olympic champion Lindsey Vonn holds the crystal globe she won for taking the season long Audi FIS World Cup downhill title after the final downhill race of the season in Garmisch-Partenkirchen, Germany. (Doug Haney/U.S. Ski Team)

photo credit: U.S. Ski Team Lindsey Vonn Wins Audi FIS World Cup Downhill Globe via photopin (license)

議論が続くリンゼイ・ボンが出した「男女混合」の案。ちょうど1年前にもスキー場旅行記ブログのほうで取り上げましたが、すでに最初の申請から5年以上の月日が経っていますが、動きが出てきたので今日はこの件について取り上げます。

リンゼイ・ボン、男子との試合を引き続きFISに要求。2019年まで現役続行へ
リンゼイ・ボン、引き続き男子とのレースを望む。

男女別から男女混合の時代になるか?

5月にスロベニアPortorozで行なわれた国際スキー連盟春のミーティングでも「非常に難しい問題」ということで回答が先送りされましたが、秋にも何らかの回答が出そうな雰囲気が出てきています。また、この案を支持して現在進めているのが全米スキー連盟であり、秋にはどのように大会が運営されるべきかという提案書がアメリカ側から提出されるのではないかと思われます。

GSのラディウスがR30で男女とも統一されますが、本当の理由はボンの意見かもしれませんね。そもそもR35からR30にしたとしても、安全上の理由とはちょっと思えない変化なので、大会に関する大幅な変更が今後ワールドカップから起きてくるのかもしれません。また、日本も含め大会運営の問題もありますから、1つに統一した方が何かと運営上スムーズなのかもしれません。(メーカーにとっては利益が増えるかもしれませんが、家計は圧迫されるのでこれで落ち着いて欲しいですね。また変更するのかなー・・・。)

 

なぜレークルイーズか?

さて、気になるのはボンは昔からカナダのレークルイーズにこだわってきました。なぜか?これは推測の域でしか答えられませんが、おそらく圧倒的勝率を誇っている場所だからだと思われます。こちらのFIS公式リザルトを見ると、2004年に3位が1回ありますが、それ以外全てスーパーG、ダウンヒル共に1位か2位しかないという驚異的な数字を記録しているからです。

 また、キッツビューエルやウェンゲンだと難易度も上がるので、女子と男子が平等に戦える場所としてもレークルイーズは最も最適だと思われます。男女が戦えるということを証明するにはこのスキー場がベストなのでしょう。

男子でも30位以内に入る可能性も。

コースにもよりますが、「ボンは30位以内に入ってくる可能性もある」と同じアメリカナショナルスキーチームのスティーブ・ナイマンは答えています。

I think she could maybe break into the top 30.
参照:What other downhillers say about Lindsey Vonn’s desire to race against men

おそらくダウンヒルは確実でしょうが、レークルイーズだとスーパーGでも勝ってますから、2種目で男女混合が行なわれる案をアメリカ側が提出するのではないかと思います。また、GSのマテリアルルールがR30に統一されますから、新しいルールの技術系種目も場合によっては提出されるかもしれません。

 すでに2017−2018シーズンのワールドカップスケジュールは決まっていますから、ボンが引退を示唆している2018−2019シーズンになるのではないかと思われます。それまでに

・男女混合レースの実現
・ステンマルク越え

ができるのか注目です。

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