沢山の航空券、ツアー、宿泊の予約、お土産からガイドブックまで取扱っております。旅行や出張、遠征の際にぜひご利用ください。 ガイ...

スキー板はターン中どのタイミングで加重すると1番加速するのか。

photo credit: manuelbierbauer fis ski world cup sölden via photopin (license)

注意:上記のライヒの赤いライン(弧)はあくまでもワールドカップの場合です。普通の大会に出る人はもうちょっと加重時間が長くなるかと思いますが、スキー板を縦にしたときに加重ということを知識の1つとして覚えておくと役に立つかと思います。

今回のスキー上達方法はターンする際の加重のタイミングについてお話したいと思います。なお、表現方法には賛否両論あり、人によって

・腰で「踏む」
・体重を乗せる

という2つの言い方があります。なので、ここでは両方の意見の間をとって「加重」という言葉にして表現します。

ちなみに踏むという表現には問題点もありますが、これは自分から雪面を踏みつけるという意味ではありません。雪面から来る反発があるので、それを踏む感覚で加速していくのが私の感覚です。勝手に板から反発が来るので、それを腰で踏んでいく感覚です。ここでは加重と表現しますが、個人的にはどちらも間違ってはいないと思いますので、お好きな方で解釈してください。
スポンサーリンク

ワールドカップ、世界選手権、オリンピックに出る選手達のターンテクニックを取り入れる。

記事上部は引退したベンヤミン・ライヒのゾルデンGSでの写真になりますが、画像を見てもわかる通りアルペンスキーというスポーツは

板が縦になっているときに加重する

のが基本となります。もちろん、ポールセットにもよるので全部が全部縦になっているときに加重するわけではないのですが、基本このようなスタイルになります。日本人最多の表彰台を経験している佐々木明さんもスキージャーナル2014年8月号にて写真付きでこう解説しています。

ポールセットにもよりますが、スピードや推進力を求めているアルペンスキーレースでは、スキーは縦に向いているときに踏むことが基本です。縦になる前から踏むこともありますが、縦から横になったタイミングで踏むことはありません。スキーが横になったタイミングで踏むと減速につながるからです。

なぜ減速につながるのか、具体的にどのようにターンしているのかは連続写真付きでこの本で佐々木明さん自らスキーテクニックについて解説しているので、気になる人は手に取って見てください。(下記ではスマホ、PCで見れる電子版でもご覧いただけます。)

W杯スキー選手の滑りを写真付きで解説

まず記事冒頭でも紹介しているライヒの写真をもう1度見てみましょう。


矢印方向、つまり板が縦を向いている時間帯に加重すると加速していきます。ライヒのこの画像はちょっと詰まった感がありますが、それでも後傾姿勢にならず、下記のヒルシャーのようにしっかりと腰からブーツにかけてまっすぐに1本の軸ができているかと思います。特にオーストリアチームはこの基本姿勢ができる選手が多い傾向にあると個人的に昔から感じています。

 ちなみにこれはゾルデンの急斜面なのですが、ポールを振った部分はこんな感じになりますが、逆に緩斜面だともうちょっと加重する部分が長くなります。ポールインターバルによって加重加減は変えないといけないので、長く取るか、短くターン処理をするかはケースバイケースになります。


photo credit: manuelbierbauer fis ski world cup sölden via photopin (license)
こちらは王者ヒルシャー。背中から腰、ブーツにかけて1本の軸ができていることがわかり、雪面に力が伝わっているのがよくわかる写真です。

佐々木明さんも上記の本で1本の軸を作ることの大切さを説いており、細かく技術的な話をしている貴重な話なので、かなり参考になる部分が多いかと思います。

あくまでも腰が高い位置でいることが重要

上達法では腰の位置、上下の動きについても書いていますが、上記のオーストリアのトップレーサーもどんなシチュエーションでも基本、腰の位置が高いです。基礎スキーの世界ではターンする際、中腰から中腰のターンが点数が出るらしいですが、アルペンスキーは腰高でないとタイムが出ません。

 過去記事なども参考にし、腰の位置を高くして今回の記事内容も頭に入れた上で練習に取り組んでみてください。