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動画:2015スキー技術選北海道予選でオーストラリアのトップデモンストレーターが48位というジャッジはどうなのか?

photo credit: Mt Yotei via photopin (license)

皆さんはポールローレンツさんという選手をご存知でしょうか。私は知らなかったので、読者の方のブログコメントで知って調べたのですが、先日2015スキー技術選北海道ブロックに出場したそうで、この方はオーストラリアのトップデモンストレーターだそうです。結果は

「準決勝48位」

という成績でした。(決勝は46位でした。リザルトはこちら)

論より証拠なので、動画をまずはご覧ください。これが技術選ではなく、普通にゲレンデで見ていたら「おっ!凄いうまい!」と思うくらいレベルの高い滑りをされていて、とても参考になる部分が沢山あります。(この情報をいただいた読者からのコメントは、この記事の1番下にある北海道予選の記事をクリックし、記事の下にあります)

参考までに2015年甲信越ブロック2位の丸山貴雄選手の小回り、17位の皆川賢太郎選手のフリーも掲載しておきます。

ちなみに彼のサイトには過去の滑りも動画で紹介されているので、こちらも参考にしてください。

*他の動画:こちら
*画像集はこちら(画像を見る限り、実力的に日本のナショナルデモンストレーターと変わらない気もしますが・・・)
*プロフィールはこちら

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日本とオーストラリアはルールがそもそも違うから?

私はスキー技術選をDVDで見ているので、結構好きなのですが、ルールがわからず先日こんな記事を書き上げました。

スキー技術選のDVD、2015年の動画を見ても点数配分、ルールがよくわからないので教えてください。
*2015年2月5日時点で8600人を超え、フェイスブックも3万人以上に観覧されたので、皆さん興味がある証拠かと思います。記事上部にある目のマークが観覧者数になります。

この質問に1つお答えをT様からもらったので、下記に掲載しておきます。(フェイスブックは基本返信しないという運営ルールを設けているので、この場を借りてお礼申し上げます)

1級合格点は70点、テクニカル75点、クラウン80点を基準としてその上にあるのが、技術戦で予選85点程度、決勝90点が基準になってるだけで、後はパフォーマンスの優劣が増減されます。
また、転倒や著しい回転弧の乱れなどは5点以内の減点などが基本になっています。
プラス点はスピードが速く回転弧の切れや形状、小回りなどはリズムが一定で早くてスムーズなどが加点要素になります。
あとは審判5人の上下カットで3人の合計点が得点になりますが、審判個々の好みも有り多少のばらつきが出るので平均化しています。

この文を見る限り、ローレンスさんは1級なので、ちょっと不利なのかもしれません。(皆川賢太郎選手も1級です)また、過去の北海道予選の小回りなどを見ても、エッジングがちょっときついのかな〜とも思ったりもします。ですが、素人意見で申し訳ないのですが

「どんなに低く見積もっても全国レベル」

ではないかと思うのは気のせいでしょうか・・・。

 またローレンスさんが上位に行けなかった理由としては

「オーストラリアと日本がそもそもルールが違うから?」

なのかもしれません。

 90年代半ばは海外勢に日本人選手が負けていた時代がありましたが、この時期以降、海外の人の姿すらまったく見かけなくなったので、もっと海外の選手がいても良いような気もします。(名前が全日本なので、招待選手でも良いと思います。)

皆さんはどう思いますか?もし点数にお詳しい方がいましたら、妥当かどうかのコメントもいただきたいです。

当時のリザルトと読者からのコメントはこちら:2015スキー技術選(第52回)北海道予選、準決勝リザルトと動画

P.S.ジャッジスポーツはいくらでも疑問点が浮かぶので、正直難しい部分はあります。エンドレスになるようなテーマなので、難しいかと思いますが、正直、ルスツの予選を全部見てみないとわからないですね。^^;
P.S.2 ルールを透明化し、どこで減点になったかを解説するフィギュアスケートでも不平不満があります。ですが、それも含めての競技ですので、選手達はそれも加味して出場しているはずです。また、ジャッジの資格を持つ方からもツイッターでご意見をいただきましたが、疑問になる部分はあっても点数は妥当なところを示しているそうです。

『動画:2015スキー技術選北海道予選でオーストラリアのトップデモンストレーターが48位というジャッジはどうなのか?』へのコメント

  1. 名前:吉田 投稿日:2015/02/05(木) 11:25:09 ID:feb6354e1 返信

    柳田様

    はじめまして。
    アルペンスキー世界選手権の記事から、たまたまこの記事を拝見しました。

    非常に興味深い内容と映像のUPありがとうございます。
    技術選のジャッジは、本当に不明確だと思います。
    基準が明記されていないので、不明確なのはあたりまえで、選手もある程度は承知しています。

    ジャッジ1人、100点満点ですが、ジャッジは100点の滑りが何か知りません。
    それはまるで、テストの回答を答えられない教師が子どもの答案用紙を採点しているようなものです。
    こんな事をしていては、日本のスキーは本当にガラパゴス状態になり、世界には通用しなくなるでしょう。
    今年は、皆川選手が出場するので期待していましたが、甲信越の結果をみて、やはりと思いました。
    アルペンスキー競技では、現役アルペン選手を含めて、今でも日本トップクラスの「うまさ」でしょう。
    技術選選手と比べれば、それは大きな差があると想像できます。

    しかし、技術選では「うまい」と評価されないようです。

    スキーが「うまい」とはいったいなんなのでしょうか。
    この問題を明らかにして、技術選を変えなければいけないと日々思っています。

    今後も柳田様の記事を楽しみにしております。

    ちなみに、私自身、他県で技術選に参加しており全日本にも何度か出場させていただいています。
    ジャッジ経験もあります。
    私個人のオーストリアのデモの方の滑りの印象は、私なんかより数段レベルが高く(あたりまえ)もちろん全日本でも通用すると感じました。
    ジャッジの方が、「オーストリアのデモ」という情報を持っていていたなら、点数の出かたは違っていたかも知れません。人間の主観的評価なので仕方ありませんが、では技術選の順位付けは何の意味があるのかと思ってしまいます。
    ながながとすみません。

    • 名前:ひで 投稿日:2015/02/06(金) 06:04:25 ID:6112d3431 返信

      たまたまの通りすがりですが、少し気になったものですからコメントさせていただきます。

      動画を見る限り、ジャッジは妥当だと思いますよ。
      小回りでは、エッヂングが後半に集中して反動を喰らってる所が見られます。
      技術選では、円くエッヂングしないと高得点は出ません。
      “オーストリアのデモ”と思わないで見て下さい。
      そう思う時点で、公平なジャッジは出来なくなるのではないでしょうか?
      なぜなら彼は“オーストラリア”のデモなのですから。

      • 名前:柳田 秀樹 投稿日:2015/02/06(金) 13:12:29 ID:a4b9fd79f 返信

        ひで様、コメントありがとうございます。

         確かにおっしゃる通りですね。反動して、一瞬バランスを崩す場面があります。アルペンよりも基礎の方がお国柄がよく出るというか、その国の「現在のスキー考え方」が見え隠れしてるような気もします。骨格も性格も日本人とは違うので、逆に日本のチャンピオンが海外に行けば同じ状況になるでしょう。ジャッジも予め情報は入っていたようなので、リザルトは公平にジャッジした結果であり、ほとんどのジャッジ経験者のご意見は一致していますね。

    • 名前:柳田 秀樹 投稿日:2015/02/06(金) 13:07:10 ID:a4b9fd79f 返信

      吉田様、コメントありがとうございます。

       確かに何を持って「うまい」と感じるかは人によって違いますね。小回りは正直私はポールさんの滑りの方が好きです。ですが、技術選は丸い弧のほうを重視というか、今はS字が結構注目されていますね。アルペンスキーワールドカップの影響をかなり重視した流れを技術選は意識しているのかな?とちょっと感じますが、「うまさ」を定義するのは難しいですね。とりあえず技術選は技術選のルールがあるので、それに従うのが筋という結論になりますね。日によって変えて「オセアニアルール」「アジアルール」「ヨーロッパルール」「北米ルール」でやって、全部こなせたら最強のスキーヤーでしょうね。

  2. 名前:Rei 投稿日:2015/02/05(木) 11:01:53 ID:3cf2d2944 返信

    あともう一つ言いたいことがありました。
    技術選はどんなにスキーが上手くても、SAJの技術やテーマに沿った滑りを表現しないと点が伸びないということです。
    なので国が違えば技術も違う。「郷に入っては郷に従え」っていうことなんでしょう。
    Paulは「なかなか大回りが日本人選手のように滑れない」と悩んでいましたが、彼はオーストラリアから他国でインストラクターを経験してから日本に来ました。日本のスキー技術を勉強する姿勢もトップデモでありながら謙虚で素晴らしいものがあります。
    私個人としても、ジャッジは適切だったと思います。Paulの決勝の不整地小回りは、視界が悪かったために速度も落としたと本人も言っていましたし、準決勝の不整地では転倒もありました。その点で減点や加点が無かったのだと思われますし、大回りも深回りでなくS字に仕上げて、スピードを落とさないようにすれば良いのではという話になり、決勝では滑りも変えていたはずです。
    私は外国人達と仕事をする傍ら、彼らが日本のスキー技術や検定に興味を持ってくれることを嬉しく思います。海外では、SAJの存在はあまり知られていません。SIAやISIAが主流です。
    Paulがオーストラリアやその他の国にSAJの技術を広めてくれていることに私は感謝しています。

    • 名前:柳田 秀樹 投稿日:2015/02/06(金) 13:02:35 ID:a4b9fd79f 返信

      rei様、貴重なコメントありがとうございます。

      以前、国際技術選というのがありましたが、北海道がその状況になりそうですね。オーストラリアだけでなく、世界各国からインストラクターが入ってくれば、ちょっとしたワールドカップ状態になるので、今後の技選に期待したいですね。私自身、倶知安出身なのでポールさんをはじめ、海外の選手をこのブログでお伝えしていければと思っています。ご本人にも宜しくお伝えください。^^

  3. 名前:Rei 投稿日:2015/02/05(木) 09:13:09 ID:3cf2d2944 返信

    こんにちは。私はPaul Lorenzが校長を務めるスキースクールに所属しています。北海道技術選の3日間、北海道デモの大西一宏選手と共にPaulの滑りをいかに日本のスキー技術風に仕上げていくのか、検討して来ました。
    Paulの話を聞くと、ターン構成や仕上げ、エッジング等、オーストラリアと日本ではかなり違うようです。
    初日話彼もよくわからず大会に臨み、2日目、3日目と少しずつ日本が求める技術に変化して来ました。(その間、我満嘉治元デモや、百瀬純平デモなどにもアドバイスいただきました)
    Paul自身はこの大会をとても楽しんでいましたし、来年もまた出場して「Top 20に入りたい」と意気込んでいます。
    どうか来年も是非応援してください。よろしくお願いします。

  4. 名前:ぴか 投稿日:2015/02/05(木) 08:29:42 ID:7c5fbc32f 返信

     なるほど、確かに何が基準なの?ってところですよね。
    皆さんはもうご存じないかもしれませんが、マーク・ガルシアたちが出ていたころは優勝は外国人って決まっていたような気がします。
    さて、採点の基準はまったくブラックボックスですね。ただ、準決勝あたりを見ていると確かに決勝に残る選手たちの滑りには切れと確実性は見え隠れしてきます。
    このローレンスさんの小回りに関してはややエッジングが遅いので強めかな?と言う感じ、
    大回り系は他の方も書かれているように見せると言う部分に関して弱いかな?と言う感じです。
    でも全て、「かな?」 含まれるジャッジ競技ですからもうSAJに覚えの良い選手かどうかだけですよね。この点を改めない限り技術選の未来もないわけです。
    ただ昨年SAJ内部の人事に大きな変更があり、かなりましになったのは事実ですので、
    皆川賢太郎さんをはじめとして、新しい力で変えて行ってほしいですね。

    • 名前:柳田 秀樹 投稿日:2015/02/05(木) 08:46:49 ID:874d65716 返信

      ぴかさん、コメントありがとうございます。
      皆川賢太郎選手とかの活躍にも期待したいですね。

  5. 名前:sho 投稿日:2015/02/05(木) 04:07:11 ID:8970ee8e3 返信

    小回りに関しては後半リズムが変わっている為、フリーや大回りに関しては、躍動感やダイナミックさが少なく見えるので表現力不足とういジャッジだったのではないかと思います。脚前はまったく文句無しですが、SAJとりわけ技術選では躍動感や表現力が求められる様ですので、ポールさんももう少し上半身を使って演技すればもっと点数がでたのではないかな?と思います。

    • 名前:柳田 秀樹 投稿日:2015/02/05(木) 07:22:16 ID:874d65716 返信

      shoさん、コメントありがとうございます。

      確かに躍動感なども少ない気もしますね。技術的にはかなりレベルが高くてもこのような点数になるのでしょうね。^^;