「本年で、いや、この10年で、最も重要な経済学書になると言って
も過言ではない」ポール・クルーグマン(プリンストン大学教授)
英語版は700ページあると言われており、
「ここ10年で最も重要な経済書」
と言われるくらいあちこちで大絶賛されている「21世紀の資本論」。正確には
「21世紀の資本」
が正しい名前のようです。(どっちでもいいっちゃいいんですけどね^^;)本屋さんによっては在庫切れを起こしているくらい売れている経済書なので
・本屋に在庫が無い。21世紀の資本売っているところを教えてほしい
・在庫がある書店を知りたい
という人はアマゾンや楽天ブックス、紀伊国屋書店、honto、丸善とジュンク堂書店で在庫がありましたので、下記の本屋さんが便利かと思います。
さて、話を本に戻しましょう。
アメリカではこの分厚さで大ベストセラー、どこもかしこも大絶賛の嵐になると、刷り込みマーケティングにも見えなくもないのですが^^;、実際に立ち読みしてみた感想は
「思ったより読みやすい」
という印象で、価格が5500円(税込み5940円でほぼ6000円!)という金額でしたが即購入しました。
ちなみにアマゾンでも販売されておりますが、中古本のほうがプレミア価格で値段が値上がりするなど、
「2000年以降に売れた金持ち父さん貧乏父さん並の、ピケティブームが2015年に来そう」(経済書だから難しいかな?^^;)
そんな感じすら受け、ある大型書店ではすでに完売で入荷待ちという状況です。在庫切れをしていて結果的に在庫がある紀伊国屋書店で販売されていたので、立ち読みしてから買いました。
ちなみに便乗商品?かわかりませんが、あまりにも分厚い本なので、読む時間のない人、読むのが億劫で面倒な人向けに以下の本も発売されていますが、どれもアマゾンのレビューで評判がイマイチです。個人的には池田信夫さんや竹信三恵子さんも立ち読みしましたが、むしろこちらのほうが難しく感じてしまい、結果的に
「まずはピケティ本人の本から買って読もう」
と思いました。(苫米地英人さんのアマゾンレビューは評判が良いですが、数が少ないので結果的に元祖を買うことにしました)
ちなみに私は
・経済学部ではなく法学部出身
・経営者だけど、数学の成績は常に1か2
というレベルの人間ですので、あまり参考にしない方が良いかと思います^^;ただ、経済素人でないと言えないことがあったり、何かわかりやすく書評を書いていければと思っており、21世紀の資本について書いていければと思っています。
*トマ・ピケティに関連する本
ピケティ入門 (『21世紀の資本』の読み方)
こちらは賛否が分かれますね。
日本人のためのピケティ入門: 60分でわかる『21世紀の資本』のポイント
864円、Kindle版は600円台という価格ですが、かなり薄い本です。アマゾンレビューでは結構否定的なコメントが目立ちます。
21世紀の資本の中身、結論は?
*昔使っていたiPhone4を横に置いてみました。どれだけ分厚いかよくわかるかと思います。ちなみに日本語版本編は608ページになってますね。後ろの解説などが長いんですね。
この本の内容を知りたい人も多いでしょう。私がラジオで聞いた限りでは
「資本主義社会は格差ができるようになっている」
(私の考えでは個人差があるので、個人競争になれば社会システムに関係なく、所得格差は起きるものと個人的には思っています。)
と確か言っていましたが(私が間違っている可能性もあります。記憶が怪しいので^^;)、実際にインターネットで検索するとそんなこともチラホラ書いてます。ただ、80%はこの本を肯定している人が多いですが、20%ほどの人は一部問題点を指摘しています。まだ本を実際に読んでいないので何とも言えませんが、ヨーロッパの統計にはスイスが含まれていないという問題もあるようです。
ご存知の方も多いかと思いますが、スイスの銀行は守秘義務があり、罰則が非常に厳しいことで知られています。その関係もあるのか、膨大な統計でもスイスがないようです。詳しくは本を読み進めていくうちにこのブログで書いていきますが、ネタバレにならない程度に、どんなことが書いてるのかわからず、通販で5500円を払うのに躊躇している人のために、トマピケティ21世紀の資本論感想ブログの一部に、この本の特設コーナーを設けていこうかと思います。
というわけで、トマピケティの21世紀の資本を読み進めていこうかと思います。